パット数を減らす狙い方

パット数を減らす狙い方

スコアの30~40%はパッティングと言われています。それだけにグリーン上のありとあらゆる状況に対応しつつ、さまざまな距離を打ち分けなくてはなりません。パッティングではより”方向”と”距離”が重要となってきますが、技術を引き出すためのメンタル的な要素も過分にあることも否めません。
スタート前の練習グリーンでグリーンのスピード感やストローク感を得てからコースに出ていくわけですが、パット数を減らすための狙い方は出だし3ホールが重要になってきます。
出だしの3ホールは”アマライン”で強めに打って、メンタル面も含め積極的に攻めるモードしていくことをお薦めします。

■膨らませたラインで外すと次のパットに不安を残す
 ミドルパットやロングパットは、大抵どちらかに曲がるラインが残るものです。この場合、ラインの取り方は2通り考えられます。
 距離をピッタリ合わせるためにラインを外側に膨らませる、いわゆる”プロライン”で狙う方法と、逆に強めにしっかり打とうと、ラインを直線に近づけるように内側に絞り込む、いわゆる”アマライン”で狙う方法です。
 傾斜の度合いにもよりますが、私は基本的にアマラインをお勧めします。というのも、プロラインで狙うと、ショートしてもオーバーしても、次のパットが難しくなるからです。これが続くと、神経をすり減らしてしまい、3パット連発の悪い流れができてしまうのです。

・アマラインで外せば
想定より早く曲がった場合は、カップより低い位置で止まる。短い上りの、ほぼストレートラインなので、カップを外さずに狙える。
カップにけられた場合も、ボールの勢いがそがれるので、ごく短い距離が残る。曲がる傾斜でもカップ内を狙ってしっかり打てばOK。

・プロラインで外すと
カップの手前で止まってしまうと、次のパットに必要なボール速度と曲がり幅をあらためて計算しなければならない。外れる危険性が高い。
カップをオーバーした場合も、返しはストレートではなく微妙に曲がるラインが残る。オーバーした後なので、しっかり打てるか不安。
なまじカップをなめると、ボールが加速して遠ざかってしまう。上りのほぼストレートになるが、距離的に外す危険性が高まる。


■出だしの3ホールと最終ホールは思い切って強めに
 出だし3ホールを、アマライン狙いでしっかり打ち続けると”しっかり打てている”という自信がわいてきます。ここまでラインを浅く読んでも大丈夫、ここまで強く打ってもそんなにオーバーしない、という実感が、その後のホールでの積極的なパットにつながるのです。
 たとえ外しても、神経を使わなくて済む短い距離や、ほぼストレートの返しになるので、手堅く2パットでいけます。これを繰り返しているうちに、バーディやパーを拾える1パットの確率が上がってくるのです。
 パットのよい流れをつくるには、出だしの3ホールを強めに攻めて、グリーンの速さなどをつかむことが肝心です。また、後に引きずらない最終ホールも、強めでOKです。

黒田正夫

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