ゴルフ場の地形を頭に入れておこう。

ゴルフ場の地形を頭に入れておこう。

ゴルフ場は水捌けを良くするためにその地形に沿って設計されています。つまり、高いところがあり、低いところが必ずあるということです。ボールは必ず低いところに止まります。コースに出たら、そのホールごとにボールが止まる場所を探しておくとスコアを崩さなくて済むかもしれません。そのためにはどんなことを知っておくといいのでしょう。今回のお話は、“ゴルフ場の地形を頭に入れておこう。”です。

ゴルフ場には、山岳コース、丘陵コース、林間コースに加え、河川敷コースやシーサイドコースとゴルフ場の立地条件によって分類されている。山岳、丘陵、林間、河川敷の順に起伏がなだらかになっているのが特徴ではあるが、平地に感じていても必ず傾斜があるので、平らに感じてしまうコースこそ、足元の確認を怠らないようにしなくてはなりません。

山岳コースであれば、起点になっている大きな山がどこにあるのかは必ず確認しておきたいものです。水の流れは、山から谷に向かって流れていきます。傾斜がきつくなればなるほど、芝生の目もその流れに沿って向いてくるので、高いところから順目、低いところからは逆目になりやすいため、ボールを止めるためには、低いところから攻めるようにしたほうがスコアは管理しやすくなります。ただし、ショートしやすくなるので、距離感がとても重要になります。

河川敷のコースは、全体的に低地にあるため平らに感じやすくなりますが、上流から下流に向かって川の流れに沿って高低差をつけています。近くにある川を確認してもらい、上流がどちら側になっているのか頭に入れておきましょう。見た目は林間コースでも、海に近いシーサイドコースであれば海に向かって傾斜も芝目も寄っていっている傾向があるので必ずチェックしておきましょう。

地形が頭に入っているとティーショットでも傾斜を利用して飛距離を伸ばすこともできますし、グリーン上で止めることもできるようになります。

セカンドショット以降は、近くに排水溝やマンホールがあったりする場合は、そこに水が流れてくることになります。そうなると、周辺の地面は含水量が他の所よりは多くなっていることが予想され、地面の硬さは柔らかくなっています。さらに芝目の向きも同様に沿って流れていることになります。

グリーンを狙うショットにおいては、グリーンがどのような傾きにあるのかによって、どちらのサイドから攻め込むことが、その後の展開が有利になるのかも考えると狙い目が見えてきます。その際に花道がどこにあるのかを確認するといいでしょう。グリーン周りは傾斜がきつくなる傾向が多くなるので特に注意しましょう。

グリーンが小さい場合や2グリーンの両サイド、砲台グリーンと呼ばれる高台にしている周辺は、傾斜をきつくさせているため、低い方から攻めていくとさらに低地に転がり落ちていきやすくなります。それをある程度防ぐため、バンカーなどを設置してくれていますが、そのバンカーは基本的にアゴが高くなっている傾向にありますので、低い方から攻めるとはいっても、ハザードや傾斜がきついサイドにピンが切っている場合は、逆サイドから攻めることも頭に入れておきましょう。

グリーンの傾斜もどちらが高く、どちらが低いといった全体の傾斜を把握することが大切ですが、アップダウンのきついコースだったり、丘陵コースや河川敷でもなだらかで緩やかな傾斜をつけているコースは、傾斜が逆に見えたり、見えなくなることがあります。目で見たものが錯覚を起こしていないかどうかを足裏で傾斜を感じたりしながら、地形に対する水平感を保てるようにしていきましょう。そのためには、灯台下暗しにならないよう、常に足元の確認を怠らないようにしたいものです。

黒田正夫

Page Topへ