基礎体力の維持に努めよう(歩く力・クラブを振る力)

基礎体力の維持に努めよう(歩く力・クラブを振る力)

ゴルフに限らず、どのスポーツでも同様に、加齢とともにパフォーマンスは落ちていくことになります。
しかしながら、そのままパフォーマンスを落としていくことで好きなスポーツから足が遠のいていくのは忍びないのではないでしょうか。
今回のお話は、そうならないためにも“基礎体力の維持に努めよう(歩く力・クラブを振る力)”です。

球技の中で一番遠くにボールを飛ばせるのがゴルフ。その時に使うクラブがドライバーとなりますが、ボールを含め道具が科学の進歩でより遠くに飛ばせられるようになってきているにもかかわらず、自身のパフォーマンスがそれ以上に落ちてきていてしまっては、その恩恵を受けられなくなってしまいます。そうならないためにも、基礎体力の維持に努めましょう。

まずは、ゴルフでいう基礎体力とはなんでしょう。18ホール歩いてプレーできるくらいの持久力やクラブを速く振る瞬発力など、身体のコンディションが中心のものであったり、攻略方法やショット分析などの観察力や行動を起こす時の集中力など、脳内のコンディションが中心となりますが、そのバランスが崩れないように努める持続性が求められています。

ゴルフはワンショットごとにプロジェクトを組んで、そのプロセスに沿って行っていきます。
最初に、コースレイアウトによる危機管理であったり、気候条件、ボールのライや傾斜など視覚、触覚、聴覚などで観察できるものはすべて情報として脳に送り、分析、解析されたものが予測とされ、その予測に基づいて準備行動を行い、その準備に基づいて実行し、その結果を検証することになります。

このプロジェクトをワンショットごとに高い次元でクリアさせるためにも、脳内と身体のコンディションを常にいい状態に保たなくてはなりません。特に脳内のコンディションを常にいい状態にしておくためにも、身体のコンディションが重要な役割を担うことになります。

プレーするにあたり、様々な修正力が必要になってくるので、疲れなどで身体のコンディションが崩れてくると、スイングの初動や切り返しの反応が悪くなり、運動連鎖も悪くなるため、タイミングのズレやスピードダウンを引き起こします。そのようにならないためにも、まずは身体のコンディションの維持に努めましょう。身体のコンディションの維持については、各部の関節の可動域と筋肉の柔軟性が必要になります。

そのためには、持久力とストレッチを主体としたトレーニングがいいでしょう。持久力をつけるためには、歩いたり、走ったり、自転車に乗ったりすることが一番ですが、なかなか出来ないようでしたら、階段を使っての昇降運動やエアーなわとびのようにその場でジャンプを繰り返すのもいいでしょう。片足でバランスを取りながら何かをするのもいいでしょう。こうすることで体幹や太ももが鍛えられます。

さらに平泳ぎやクロールなどの水泳の動きを取り入れて、肩甲骨周りの柔軟性を作り、可動域を広げるように意識してもらえれば、スイングが安定してくるとともに飛距離もパフォーマンスとおりに発揮されることでしょう。

歩く力やクラブを振る力を落とさないよう基礎体力の維持に努めることは、持続力を求められますが、続けていくことが体力をつけることに繋がり、体力がつけば疲れることなくスイングの技術を磨くことができ、技術に自信がつけば心に余裕が生まれ、脳内での情報処理も余裕を持って行えるようになり、結果、「体・技・心」が整うことになることに繋がります。

黒田正夫

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