スイングに合った調子のシャフトを使おう。

スイングに合った調子のシャフトを使おう。

新しく手に入れたクラブなのに自分に合わなかったり、長年使っているクラブであっても合わないので使っていないクラブがあったりしないでしょうか。クラブはヘッドの性能だけではなく、シャフトの性能も自分のスイングに合っていないとクラブ全体の性能を引き出すことが出来ません。今回は“スイングに合った調子のシャフトを使おう。”というお話です。

クラブセッティングは難しいものです。シャフトの重さや硬さが合わなくてもクラブの性能を引き出すことは難しくなりますが、スイングに合わない調子のシャフトを使っているとスイング自体が崩壊してしまう可能性があるので注意しましょう。

スイングに合った調子のシャフトがどういったものなのかを知るためには、まずは自分のスイングテンポ(リズム)を知る必要があります。メトロノームなどを使う手もありますが、まずは素振りをしながらバックスイングから早く振り上げ、その反動で振り下した方が気持ちよく振れるのか、ゆっくり上げ、自分のタイミングで振り下した方が気持ちいいのかといった単純な方法で確認してもらってもいいでしょう。

スイングテンポ(リズム)とは、スピードをイメージしやすい人はテンポ、強弱をイメージしやすい人はリズムを大切にすることになるので、自分のやりやすい感覚はどういうものなのかを感じてください。自分のスイングテンポ(リズム)がこんな感じかなと解ったら、シャフトの調子を選択していきましょう。

シャフトの調子には、大まかに分けて4種類あります。「先調子」・「中調子」・「手元調子」・「ダブルキック」となります。「先調子」は手元部から中間部がしっかりしていて先端部がゆるく、「中調子」は手元部と先端部がしっかりしていて中間部がゆるく、「手元調子」は手元がゆるくしていて中間部から先端部にかけてしっかりしています。「ダブルキック」は「中調子」とも言いますが、「中調子」の反対で中間部がしっかりしていて手元部と先端部がゆるくなっていると考えてもらうと勘違いがなくなります。この4種類をさらに2分割して考えるとより具体的になります。手元部がしっかりしているかゆるいか、先端部がしっかりしているかゆるいかとなります。

バックスイングからスイングテンポ(リズム)が速く、スピーディーに上げられ、シャフトに負荷を掛けられるタイプであれば、手元がしっかりしているタイプのシャフトから選びましょう。つまり、「先調子」&「中調子」から選ぶところから始めるといいでしょう。逆にゆっくりバックスイングするタイプであれば、手元がゆるいタイプのシャフトから選びましょう。「手元調子」・「ダブルキック」からまずは選んでみるといいでしょう。

さらにダウンスイングからのシャフトの撓り戻りの速さや捕まり具合ともいうべき、先端部の動きが必要か否かを考えればいいでしょう。自分で捕まえるのかクラブに補ってもらうのかといったことになろうかとなります。

それが決まったらあとは重さと硬さになるわけですが、重さが合わない場合は、バックスイングのスピードが重すぎると“遅く”になり、軽すぎると“速く”なる傾向になります。
また、硬さが合わない場合でも柔らかすぎると“遅く”になり、硬すぎると“速く”なる傾向が出てきます。つまり、いま流行の“軽・硬シャフト”はスイングテンポが速いタイプの人に合いやすいシャフトといえるでしょう。

振り感がいいのに弾道が一定方向にミスする場合は、クラブヘッドにその補正をさせましょう。例えば、右方向にズレているのであれば、捕まえる要素を加えてあげるということになるので、好みに合わせてロフトを増やす、フェース角を大きくする(フックフェース)、ライ角や重心を調整するなどするといいでしょう。

シャフトはスイングのテンポ(リズム)を司ります。気持ちよく振るためにもクラブは自分の意志が通じる道具を手にしたいものです。

黒田正夫

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