PWのロフト角から飛距離をセッティングしよう。

PWのロフト角から飛距離をセッティングしよう。

最近のアイアンも飛び系が主流になりつつあります。7番で5番の飛距離なんて広告が打ち出されたりしています。ゴルフは球技の中で一番ボールが飛ぶ競技ですから、ドライバーのみならずアイアンだって飛ばしたい!と思ってもいいはず。そんな人はクラブセッティングを考える際、こんなところに気を配っていくといいねというお話です。

異素材を組み合わせたポケットキャビティ形状の飛び系アイアンのいいところは、低重心なっていることで重心より上でヒットしやすいので高弾道&低スピンになりやすく、深重心にもなっているのでインパクト時にミスヒットしてもヘッドがブレづらいといったところが挙げられます。こういったものの多くがロフト角が立っているものとなり、7番アイアンで30度以下、ピッチングウェッジで44度以下のものが多く、アスリート系アイアンのロフト角と見比べてみると飛び系アイアンのロフト角はアスリートタイプ系アイアンの1~2番手上のロフト角になっています。こうなると〇番ではなく、〇度でクラブセッティングを考えていったほうがいいでしょう。

まず着目してほしいのは、ピッチングウェッジのロフトが〇度なのかを調べ、それを目安に構築していきましょう。同じピッチングウェッジでも飛び系とアスリート系ではロフト角は38度~47度と約10度も違います。つまり、飛び系アイアンはアスリート系アイアンの8番~9番相当になるので、それ以下のクラブ構成はアプローチウェッジを2~3本入れ、ロフトピッチ4度前後、最大でも6度までになるように構築していくことがいいでしょう。

ピッチングウェッジが47度で110yの場合は、52度で95y前後となるでしょうから、100yを攻める時にも様々な状況下においてもバリエーション豊かな攻め方もできますし、44度で120yの場合は、48度・52度・56度とロフトピッチの差を適正にしておくと距離の重ね合わせがしやすく、コントロールに余裕が出てきます。

ちなみに5番アイアンのロフトが25度以下である場合は、ヘッドスピードがないと極端にキャリーが落ちることになりやすいので、スチールシャフトではなく、長尺&軽量のカーボンシャフトにするかシャフトはスチールでもヘッドはUTにするかを選択してください。

ボールが上がりづらい人はロフトを減らしてもランが増えるだけでキャリーは変わらなくなるので、ロフトが寝ているクラブをチョイスすると安定して飛ばせられるようにもなりますし、逆に飛距離が伸びる可能性もあります。
キーになる距離、例えば100y前後・150y前後・200y前後を打つためのロフト角が何度なのかを調べておくとその間のロフトも設定しやすくなります。その設定したロフト角に合ったクラブセッティングを目指していただくことが飛距離&距離感を手に入れることになります。

黒田正夫

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