言葉を整理しよう

言葉を整理しよう

ラウンド前後のゴルフ談義やラウンド中のコミュニケーションは楽しいものです。ゴルフは専門的な言葉が多く、その中には和製英語も含まれています。さらに、自分自身が造語を作り出してしまうこともあります。ただでさえ言葉の意味がよく解らないものもある中で、この造語の部分が自身の中に増えてくると意味さえも取り違える場合も。今回は言葉の整理をしましょうというお話です。

同じことを言っているのに表現する言葉が違うことはゴルフではよくあることです。代表的なところでは、グリーン上では上りのフックライン、グリーン以外では左足上がりのつま先上がりといったものでしょうか。このように場所が違うだけで表現する言葉も違ってしまいます。
この例での意味合いとしては弾道とアドレスバランスとなるわけですが、どちらの言葉であっても【意味合いをイメージ】できるようにすることが大切となります。

パッティングにおいてもカップをオーバーすると強い、ショートすると弱いと表現したりしますが、転がるスピードを弾道に照らし合わせているので、インパクトの強弱に換算してしまう人はこのような表現を使わないようにすることも念頭に入れておきましょう。

距離を打つ振り幅の人はテンポ・リズムを等速で振るイメージになるので、打った距離に対して、振り幅が「大きかった」、「小さかった」。または「長い」、「短い」等の言葉を使うことがイメージに繋がると思います。弾道をイメージする人はスピードをイメージすることになるので、振り幅はメインでは考えず、必要になる弾道を得るためになるので、「ゆっくり大きく」や「小さく早く」といった言葉やヘッドスピードが「速かった」、「遅かった」等の言葉を使うようにしてみましょう。

弾道イメージが曲線になる人は、ショットでもパットでもフック、スライスラインとイメージすることが大切です。カップのここから入るや左足上がりやつま先下がりでは高めのスライスなど、どのような弾道が出やすいのかをメインにアドレスされるのが良いでしょう。弾道イメージが直線になる人は、カップ何個右や左、傾斜からはバランスを重視し、ここからはこういうふうにアドレスをする、といった方が良いでしょう。このように、スイングもしくはショット前後のイメージをより具現化するためにも整理できる言葉は必要になります。

パッティング時とショット時において表現する言葉が違うので難しいかもしれませんが、共通する言葉または表現であれば言葉の整理をされると情報解析能力が高まります。
言葉を整理していくことで、プレーヤーの性質も理解されるようになってきます。つまり、プレーするにあたり、ティーショットからパッティングにおいて、状況判断から決断に至るまでの考える時間を短縮でき、ショット能力やマネジメントがシンプルになってくる利点がありますので、自分はどんな言葉を発するといいのだろうと考えてみてください。

黒田正夫

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